ルー大柴のリバーとトゥギャザー!を薦めたい
小学校や地域の図書館に蔵書して欲しいくらいの素晴らしさ
あの独特すぎるキャラクターでお馴染みのルー大柴氏。
実は私が川遊びにリターンしたきっかけとなった人物です。
子供の頃は山だ川だと駆け回ったものですが、大人になると人目を気にしてか行っても釣り程度で川へは入りませんでした。
アクアリウムも自分では採取せずにショップで買った生体を愛でるだけ。
普通はそうなのでしょうけどマンネリが続いてしまいます。
そんな中、月刊アクアライフを立ち読みした時の衝撃は今でも忘れません。
あのルー大柴が川へ入って生き物を採取しているのです。
もちろんルー語はアクア雑誌でも健在。
ファンにも嬉しい一冊ではないでしょうか。
川遊びの魅力を簡潔に紹介。しかし中身は充実。
この一冊で日本の川は遊びつくせること間違い無しでしょう。
上流~下流、ダム周辺まで各フィールドに応じた生体の分布や採取の方法、遊ぶに当たっての服装や装備までこと細かく記載してあります。
日本淡水魚の写真付きリストはもちろんのこと、特定外来種に関しても説明しているのは嬉しいですね。
知っている人は当然のことであっても知らない人にとっては未知の世界です。
特定外来種は一歩間違えると犯罪に繋がります。
知らなかったでは済まされないくらい大事な問題ですので子供も大人もしっかり学んで頂きたい。
採取した生き物は飼育したい
そう考えるのは当然でしょう。
この書籍には捕まえた魚を水槽で飼育する際のレイアウトやトリートメントに関してもしっかりと書かれています。
大人向けの川遊び本
ルー大柴氏が手がけていることもあり、内容的には中学生~大人向けで小さな子供には理解し難い場合もあるかもしれません。
ですが小さな子供が川へ1人で行くのは大変危険。
だからこそ大人の我々がこういった本を熟読し、子供達へ教えられることが大事になるのです。
読み物としても面白いので、大人の方々はポテト焼酎を片手に如何でしょうか?