鹿児島のメダカおじさん

30歳になったのを機に、南国鹿児島で三色メダカの繁殖に挑戦するおじさんのブログ

メダカの飼い方(屋外編)


屋外飼育のメダカ水槽を紹介

メダカは上から見て楽しむ魚

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絶対とは言いませんが、錦鯉や金魚と同様にメダカも上から眺めることで良さがさらに伝わります。

三色メダカや幹之メダカは特にそうでしょう。

そして室内に水槽は置けないけど庭やベランダなら大丈夫という方には屋外飼育がオススメです。

 

室内で飼いたい方はこちら↓

aquarium-kagoshima.hateblo.jp

 

 準備しよう

水槽

室内飼いとは違いますので透明な水槽は必要ありません。

基本的には下記のようなものが使われます。

 

・睡蓮鉢

その名の通り睡蓮を育てるための針になります。

睡蓮は水生植物ですので水を貯める事が出来るようになっていますのでオススメです。

見た目もいいですね。

睡蓮も育てたい方にはいいと思います。

 

・プランター

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植物を植える横長のプランターです。

種類によっては小さな穴が一つ空いているだけのものが売っており、付属の栓をすれば水槽へ変身します。

睡蓮鉢と比べて見た目はイマイチですが、スペース次第では活用し易いのではないでしょうか?

 

・トロ船

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工事現場等でセメントをこねたりするのに使うこの容器は水量も多いのでオススメです。

場所に余裕があるなら是非。

 

・スチロール箱

梱包用の箱として使われるものですね。

メダカ愛好家の中では非常にメジャーな水槽になります。

家にあるならこれを使っても構いません。

 

底砂

水を透明に保つことを期待するのであれば赤玉土というのをホームセンターの園芸コーナーで買ってきてください。

ただし、私の場合は底砂を使っていない水槽がほとんどです。

それでも問題なく成長、繁殖が行われます。

 

睡蓮をメダカと一緒に育てないなら土は必須です。

 

濾過

室内では重要だった濾過機も屋外では不要です。

 

水草

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これも好みです。

私の場合は浮き草のみ入れてますね。

・アマゾンフロッグビット

・ホテイソウ

・ヒメウキクサ

などなどが主流でしょうか。

太陽光は偉大でこいつらはめちゃくちゃ増えます。

増えすぎたら適当に捨ててください。

アナカリスやマツモといった水中の水草も良いのですが、屋外だと繁殖力も凄いですのでトリミングの手間を考えたら入れない方が良いですね。

 

その他備品

・餌

何でも良いです。

お店に売ってる一番安いので構いません。

 

・網

メダカをすくう時に使います。

 

・バケツ

水を汲むときに使います。

100円ショップのもので良いです。

 

 

置く場所を決めよう

屋外であれば非常に重要になります。

なるべく陽の当たらない場所が理想ですが、ずっと影というのもあまり無いです。

ですので午前中は日当で午後から日陰というのがベスト。

しかし我が家では午後に日光の当たる場所にも置いてますが、気温35度でもメダカは死んだりしておりません。

あくまで参考にしてみてください。

 

 

水槽へ水を入れよう 

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赤玉土を使う人は底に敷いてから水を入れましょう。

そこまで厚く敷かなくてもいいです。

 

屋外であればホースの付いた水道があるかもしれません。

そういうのがあれば活用しましょう。

無い人はバケツで頑張って下さい。

 

数日放置

すぐにメダカを入れず2~3日放置して下さい。

水道から出てきた水にはカルキが含まれていたり、人間が思ってる以上に冷水だったりする為です。

 

長かったな!いよいよメダカ様を迎え入れよう!(室内・屋外共通)

ちなみにどんなメダカを飼いたいかは決まってますか?

オススメは?

オススメなんてものはありません。

皆様がショップで見て「このメダカがいい!」と思ったものを選びましょう。

ただし値段はピンきりです。

クロメダカ、ヒメダカ、アオメダカ、シロメダカがどこにでも売ってる基本の種になります。

大体100円前後/匹

野生のメダカを川等で捕まえるというのもアリですが、場所によっては禁止ですし絶滅危惧種というだけあって見つからない場合も多いです。

 

上記の4種以外で手に入り易いのは楊貴妃メダカ、幹之メダカ、ダルマメダカあたりでしょうか。

他にも数百種類と存在するのですが、通常のペットショップでは扱っておらず、メダカの専門店での購入になります。

価格も数百円~数千円、モノによっては数万円します。

 

「メダカの値段じゃない!!」

 

いいえ、これがメダカの値段なんです。

 

オススメは無いといいましたが、ちょっと良いメダカを育てたいなら楊貴妃はオススメです。

ヒメダカよりも色が濃く、水槽でも映える種になります。

価格は安いところで300円くらいでしょうか。

 

ちなみにメダカは増えますので一気にたくさん購入する必要はありません。

5匹でも買えばオスメスが混ざるので良いのではないでしょうか。

 

焦るな!まだ水槽に入れてはいけない!(室内・屋外共通)

ここまできたらあと少しです。

しかし焦ってはいけない。

メダカのためにもう少し手間をかけましょう。

水あわせを行います。

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アクアリウムのブログやペットショップでこんな光景を見たことありませんか?

これは新しくやってきた生き物が入っている袋の中と水槽の水温を合わせている作業です。

ですので水あわせではありませんが買ってきたら袋を水槽に30分くらい浮かせておきましょう。

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その後、備品で購入したバケツにメダカと袋の水を移します。

ここで水あわせとするのですが、一番いいのは点滴の要領ですが、メダカ初心者には難しいかもしれません。

ですので紙コップ等の水槽の水を汲むことの出来る小さな容器を使います。

10分に一度、水槽の水を汲んでメダカの入っているバケツに入れてください。

それを一時間ほど繰り返します。

そうすればもう水槽とメダカの水がほぼ同じになりました。

 

備品として購入した網でメダカをすくって水槽へ入れましょう。

バケツの水は水槽へ入れないで下さい。

 

 

メダカを上から楽しもう 

これで後はメダカを楽しむだけです。

水を替えたりといった掃除も必要ありません。

蒸発して水が減ったかなと思ったらバケツに水を入れて1日放置したものを足してあげて下さい。

あとは基本的に朝と夕に餌を与えるだけです。

冬場は餌を与える必要はありません。

姿を見せなくても底のほうでジッと春を待っています。

暖かくなったらまた餌を与えましょう。

 


屋外飼育のメダカ水槽を紹介


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